延長ロスタイム、奇跡の同点弾…トルコ劇勝、初の4強
サッカーの欧州選手権(EURO2008)では、
前回大会のスーパーダークホース、ギリシャのような、
神がかり的な躍進を遂げているチームがあります。
それは、日本にとっては苦い思い出のあるトルコ。
2002年の日韓共催W杯で日本のW杯を終了させた
憎々しい国です。
EURO参加国の中では、決して強い方ではないこのトルコが、
サポーターと敵国に見せている奇跡の数々は、
サッカーチームの強弱の理屈を根底から覆すものばかり。
予選の時のスイス戦、チェコ戦での逆転も身震いしましたが、
20日の準々決勝であるクロアチア戦。
試合終了1分前のクロアチアのFWクラスニッチのゴールで、
トルコの奇跡も潰えたかと思われましたが、
その直後のロスタイムでトルコのFWセミフがまさかの同点弾!
精神的に既に勝者となっていたトルコは、
その後のPK戦を制し、ベスト8へ進出しました。
試合を見ていれば分かると思いますが、
どう見てもセミフのシュートは、計算性の薄いもの。
そこに神様か女神がいるとしか思えない展開でした。
こうなってくると、昨日の敵は今日の友。
トルコの優勝を念じる日本人がここにいます。
奇跡のトルコ行進曲が鳴りやみません。
サッカーの欧州選手権(ユーロ)は20日、
準々決勝第2戦のクロアチア対トルコ戦が行われました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080621-00000011-ykf-spo