宿泊キャンセル2万人=「余震怖い」、観光に打撃-岩手・宮城地震
大地震の起こった地域に観光に行きたくないのは
人間として当然の心理です。
先の岩手・宮城内陸地震によって、
岩手県内の宿泊予定者約2万人が、
相次いでキャンセルしている事が分かりました。
人間が作り出した風評被害も影響が大きいものですが、
被害者が複数出ている自然災害となると、
よほど無神経でない限り、観光など出来ないでしょうからね。
数年前の新潟中越沖地震の時も、釧路沖地震の時も、
観光産業が回復するまでには相当な時間がかかりました。
今一番お金が集まって欲しい地域に集まらないジレンマ。
誰を責めることの出来ない悲しい状況です。
素人知識で言うのならば、本震が過ぎ去った後なので、
大規模な地震が近い将来、岩手で発生する可能性は0に近いはず。
その事を理解したうえで、岩手への旅行の予定がある方は、
"不謹慎"なんて思わずに、行ってあげてください。
岩手・宮城内陸地震は、岩手県の観光産業にも
大きな打撃を与えています。
営業休止を余儀なくされた被災地の宿泊施設だけでなく、
「余震が怖い」などの理由から、
県内各地で宿泊客のキャンセルが相次ぎ、
その数は業界調査で2万人近くに上るとの事。
関係者からは
「今後もキャンセルが増えれば、経営への影響も必至」
と懸念する声が出ているそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080622-00000025-jij-soci