SSブログ

新銀行東京 正社員の3分の1退職

<新銀行東京>正社員の3分の1退職 経営再建危ぐの声
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080804-00000035-mai-soci

東京都から400億円の追加出資を受けて
経営再建中の新銀行東京(新宿区)で、
5月末からの1カ月間で全正社員の3分の1に当たる
約60人が退職したことが分かりました。


新銀行東京とは、
石原東京都知事の選挙公約の元に誕生した、
中小企業向けの融資を中心とした銀行で、
基本方針にも、中小企業の救済を挙げています。

しかし、ずさんな融資実態から経営状況が悪化し、
東京都から400億円の追加出資を受けたことに、
都民を中心とした国民から大批判を浴びたことは
記憶に新しいですね。


ちょっとだけ話題をずらしますが、
企業において、末期症状とはどんな事を指すのでしょうか?

それは、企業の経営状態の危機を察知し、
有能な社員が次々と抜けていくことです。

経営状態が悪くとも、
高い志と能力を持った社員が残っていれば、
再建への可能性は高く残ります。

しかし、会社に対して愛情を持てなくなったり、
収入への危機感を感じてしまっては、
優秀な社員ほど離れていくでしょう。


新銀行東京の場合も、一連の騒動の後、
全正社員のうち、3分の1に当たる約60人が退職したそうです。

その多くの理由も、「ずさんな経営に嫌気が差した」。

融資への判断、人材管理、企業の点検など、
銀行であるからには、多くの分野で専門的人材が
必要不可欠です。


元々人員削減を予定していたそうですが、
これほど急速に人材が流れ出てしまうと、
再建どころか、現状維持も難しいでしょうね。

400億円のお金を得たからって、
それを上手に運営・管理できる人材が皆無なら、
結局は無駄金で終わってしまいます。

"意地"で運営しているようにすら見える「新銀行東京」。

冷静沈着な経営判断を迫られています。






タグ:新銀行東京
nice!(0) | 編集

nice! 0

無料ブログSEOテンプレート
Copyright © ニュース話題を勝手に時事放談 All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。